手話でつながる |
手話サークル「おたまじゃくし」 |
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「手話で学び合いながら、聴覚障がいの方と一緒に和気あいあいと過ごしています。とても楽しく有意義な時間です。」と手話サークルおたまじゃくし代表の村井さん。
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サークルの始まりは27年前。今も毎週月曜日(月4回)、矢倉まちづくりセンターで活動しています。会員は現在35名ですが「自分のペースで楽しく参加できること」をモットーとしているので、毎回参加は都合のつく17~18名ぐらいとか。
「仕事に役立てたい」「手話で仲間とつながりたい」「誰かの役に立ちたい」「手話の持つ魅力にはまった」と参加の理由はそれぞれですが、楽しみながら真剣に手話を学んでいます。
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おジャマした日のテーマは災害。「ガソリンと灯油」「マグニチュードと震度」「全壊と倒壊」など、よく似た言葉の表現の違いなどの練習です。教わった単語を使って一人ひとりがが災害に関する例文を発表したり、自分の経験や日ごろの備えについての手話ディスカッションです。
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「テーマに沿ったディスカッションであったり単語の勉強であったり、ろうの方の体験談をお聞きすることもあります。難しい表現は皆で教え合いながら覚えていきます。話す言葉に方言があるように、手話も地域や年齢によって違う場合もあるんですよ。」
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手話というと「手や指での表現」というイメージがありますが、実は顔の表情や口の動きも重要です。マスクを着けてでは十分な表現ができません。
コロナ禍当初はフェイスシールドもほとんど市販されない状態で、みんなが手づくりでフェイスシールドを作ったのだとか。そんな苦労があっても、「おたまじゃくし」は前向き。
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