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ホーム >> くさつがわ家とお隣さん
 
 きれいにな~れ
少しビックリした人もいるかもしれませんが、実はこれ、私(com-com)が町内会の班長(組長)をした年のデキゴト。夏を目前にした町内清掃。吹き出す汗をタオルで拭いながら伸びきった雑草との格闘も終え、各自がわが家に帰る道すがら、この奥さんは自分の家の庭で草ひきをしていました。町内清掃には参加していなかったのに、です。その光景を町内清掃帰りの多くの近所の人が目にしていました。数時間後、班長である私のところに近所の奥さん数人が来られ「あんなのおかしい。班長から言ってください」と苦情がありました。

このお話にはもう少し状況の説明が必要です。年のはじめ、私が町内会費の集金に伺ったときのこと、この奥さんは「町内会を辞めようと思っている。お金(町内会費)をとられるわりには、何も良いこと(メリット)もない」ということで集金を拒まれました。つまり、町内会の参加が保留状態になっていたのです。4〜5年だけの仮住まいだとも聞きました。ですから、この奥さんにとっては「町内会に入っていないのだから町内清掃に参加する必要はない」という、それなりの理屈があったのだと思います。もちろん苦情を言ってこられた近所の人たちはそんな事情を知りません。

こんなデキゴトもあって町内会長に相談に行きました。町内会長は「町内会への加入は任意なので仕方ないでしょう。でも、そのお宅もゴミは出されるのでしょう。近所の道だって毎日通るのでしょう。みんなで使う場所なんだから、たとえ町内会に入っていなくても、一緒に掃除してもらうべきではないでしょうか」とキッパリ。なるほど、です。
町内会長の言葉も含め、もう一度、町内会への参加をお願いにいきましたが、やっぱり納得してもらえず、私が班長の任期を終えた翌年にそのお宅は引っ越していかれました。この奥さんの理屈、町内会長の言葉…あなたはどう思いましたか。
これってやっぱり、みんなの問題。
 
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