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ホーム >> くさつがわ家とお隣さん
 
 どっちがどっち
 まちには色々な人が暮らしています。当然のように色々な問題が生まれます。多くの住民に関わるもの、些細なことのように見えてもその人たちにとっては深刻なもの…。実はこれらの問題がそこに独立して存在しているのではなく、大なり小なりいくつかの問題や要因が絡み合っていることが少なくありません。裏を返せば、一つの課題解決への取り組みが他の課題に対して思わぬ効果をみせるってことがあります。

 このお話をもう一度みてみましょう。子どもたちの居場所・見守りに一肌脱ごうとした町会長。子どもの宿題に四苦八苦ですが、もしかしたら良い脳トレになって高齢者の認知症予防に一役買うかもしれません。そこまでいかなくても、まちの高齢者のやりがいや楽しみにつながるかもしれません。たとえば、犬を飼っている人が多いまちなら、犬の散歩の時間とコースを少し変えてもらうと、子どもたちの登下校の見守りにつながるかもしれない。子どもたちやまちの人の手前、フンの始末のマナーも一緒によくなるかもしれません。

 繰り返しになりますが、まちには色々な問題があって当たり前。その度に、対処療法をしていると、みんな疲れてしまいます。その問題の要因や背景を細かく見るだけでなく、少し大所高所に立って見てみることも大切です。「無」から何かを創りだすのは大変ですが、すでにそこにあるものに工夫を加えたり、少し変えたりすることで思わぬ効果をもたらしてくれることもあります。学校で学んだ「(-)×(-)=(+)」ってことも、まちではあるようです。なあに、ダメだったらまた別のことを考えればいいんです。楽しくやってみましょう、なにせ自分たちのまちなんだから。

 これってやっぱり、みんなの問題。
 
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